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タトゥーをする準備とアフターケアー

近年、海外の映画スターやスポーツ選手などの有名人がタトゥーを入れており、ギャングや不良など一部の人がするものではなくなっています。「新しい自分になりたい」「ファッション感覚で楽しみたい」などの理由から、さまざまな人たちがタトゥーに関心を持つようになりました。

昔と比べてタトゥーに対するマイナスのイメージがほとんどなくなり、タトゥーを入れることがトレンドになっている今だからこそ、どういうものなのかを知る必要があります。 もしこれからタトゥーを入れる場合には、どのような準備が必要で、どういったリスクがあるのでしょうか。

自分が納得できるまで情報収集をする

30代の男女を中心に、5人に1人がタトゥーを入れているアメリカでは、(参照:Tattoo Artists in the US: Market Research Report【IBIS】)プロのタトゥーアーティストを継続的に教育していく団体があります。アーティストに向けて講座を開き、滅菌を行う手順や環境を清潔に保つ方法、感染予防のガイドラインについて最新情報などを提供しています。

しかし日本ではまだ法的な整備が不十分で、安全基準やガイドラインは定まっていません。安全にタトゥーを入れるためには、自分が納得できるまで情報を集めることがとても大切になってきます。

周囲にタトゥーを入れた人がいれば「どのスタジオで入れたのか」「どんな手順で進めていくのか」などを聞いてみるのもいいかもしれません。あるいは専門雑誌やインターネットなどで積極的に情報を取り入れることもおすすめです。

インターネットではさまざまなスタジオのホームページを見ることができます。その中からキャリアの長いアーティストがいるスタジオと判断する基準としては、アーティストの作品を見たときに薄墨部分にムラがなく、線は真っ直ぐでブレやにじみがないものに仕上がっている。龍の手足や巻き方がかっこいいなどが挙げられます。また、衛生管理について万全な説明を掲載していることもポイントです。

情報を集めた後は、実際にスタジオを何軒か訪問してみましょう。

スタジオにはアーティスト兼オーナというところもあれば、複数のアーティストがいるところもあります。アーティストはそれぞれ個性を持ち、技術力も異なるため、どういう風に仕上げていくのかを見せてもらったり、「身体のどの部分に、どれぐらいのサイズで、どういうデザインにするのか」など疑問に感じていることを相談してみて、アーティストと自分の希望が合うか、人間的な相性が合うのかなどを見極めていきます。

アーティストを決める以外にも、スタジオではどのように衛生管理が行われているのかを見せてもらうことが重要です。タトゥーに使うニードル(針)やチューブなどの器具は使い捨てなのか。使い捨てにできない周辺器具などは「オートクレーブ」で滅菌している、施術ベッドのシーツやグローブは一回ごとに取り換えて清潔を保っている、使用済みインクは元の容器に戻さずに廃棄しているなどを確認していきます。

アーティストに求めても見せてくれなかったり、少しでも不安があれば、別のところを紹介してもらったり、今はその時期ではないからとやめるという選択もあるかもしれません。

タトゥーを入れるリスクについて

納得ができるスタジオでタトゥーを入れることが決まったら、気をつけなければならないことがあります。

1.お酒を飲んではいけません
お酒を飲むとアルコール成分が血管を拡張させて血行が良くなるため、施術の時に出血がひどくなる恐れがあります。
2.日焼けをしてはいけません
日焼けは火傷と同じです。そんな状態に皮膚の表面を引っ掻けば炎症を引き起こす可能性があります。
3.コーヒーや紅茶などを飲む量を制限しましょう
痛みに対する能力を低下させるため、飲むことを控えるか量を減らすことをおすすめします。
4.十分な食事をとりましょう
体力がなければ痛みを強く感じるため、前日はしっかりと休んでおきましょう。
5.アーティストがタトゥーを入れやすい衣服にしましょう
肩や胸などに入れる場合、タンクトップなどがおすすめです。また、アーティストが十分注意していてもインクが服に付くことがありますので、汚れてもいいものを。

糖尿病や心筋梗塞、脳卒中などの深刻な問題がある場合は、タトゥーを入れるのはとても危険です。肌が敏感な人、金属アレルギー体質がある人も同様です。アスピリンなど鎮痛剤や大人ニキビや重度なニキビ治療で使われるアキュティンなど、普段から薬を服用している人はタトゥーを入れる前に、事前に医師に相談してください。

タトゥーの人気の高まりとともに、感染症などの不安も増えています。アメリカ医師会からの報告によると、十分に消毒されていない道具で施術したために、梅毒や肝炎、HIVウイルスなどに感染したり、インクが原因で発疹、炎症、アレルギー反応などを引き起こした例もあります。海外ではMRI検査でタトゥーを入れた部位がやけどをしたという例もあります。こうしたリスクがあることも知っておきましょう。

アフターケア―について

タトゥーは、ライナーと呼ばれる3~5本の針がハンダ付けされたニードルを、タトゥーマシーンにセットして、図案の輪郭を取っていきます。シェーダーと呼ばれる5~13本の平らな針や5~7本の丸い針で、タトゥーに影や色をつけていきます。痛みの感じ方は人それぞれで、どの部位に入れるかでも異なるようです。

タトゥーを入れた後は、アーティストからお手入れについて指示されたことをきちんと守りましょう。アフターケアーの一例を挙げると、保護用のフィルムや包帯で2~3時間カバーします。その後、カバーを取ってぬるま湯で流し、空気に触れさせて乾燥させます。入れて2日後ぐらいからビタミンEを含んだ保湿効果のある市販薬を塗り始めましょう。約2週間は水泳や湯船に入る、直射日光などを避けます。シャワーで毎日優しく洗い、入れたところを締め付けないような衣類を着用します。かさぶたができてもかいたり引っ張ったりせずに、自然に落ちるまで待ちます。普通の傷の治療と同じような感覚です。

タトゥーは一度入れてしまうと簡単に消すことができません。就職に影響したり、プールや温泉などの公共施設で入場を断られることもあるかもしれません。一時的な感情で行う前に、半年~1年ぐらい自分にとって本当に意味のあることかどうかを真剣に考えてから決断してはいかがでしょうか。

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