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レーザー治療の種類

タトゥーやあざ、シミの除去で利用する人が多いレーザー治療。昔であれば皮膚の治療は、切除や植皮など傷痕が残る方法が主流でした。

現在は、痛みや身体への負担が少ないレーザーによる治療を行う人が増えています。これではタトゥーの除去方法とともに、レーザー治療の種類について取り上げていきます。

タトゥー除去の方法

タトゥーの除去法には、大きく分けて、レーザーによる除去法、皮膚の切り取りによる除去法、削皮法、削皮&レーザー法があります。

レーザー除去法は、熱エネルギーによって徐々に色素を破壊していくもので、傷跡をほとんど残さずに除去できるのが特徴です。レーザーは真皮上部までしか到達しないため、色素を消していくには時間がかかりますが、安全性の高い治療法でもあります。

皮膚の切り取りによる除去法は、タトゥーのある皮膚にメスを入れて切り取り、周囲の皮膚を縫い合わせる方法です。確実に除去することができ、術後ケアもそこまで大変ではないですが、縫い合わせたことによる傷跡が残ります。

削皮法は、剃刀を使って表皮を削り取る方法で、大きなタトゥーでも除去することができます。施術後に擦り傷ややけど跡が残りますが、レーザーよりも早く除去することができます。

削皮&レーザー法は、削皮法とレーザー除去法を組み合わせたもの。色素が沈着した表皮を剃刀で削り取り、真皮に残った色素をレーザーで除去するものです。

痛みや負担が少ないレーザー治療

レーザー治療は、タトゥーだけでなく、あざの除去にも広く使われています。あざは生まれたときに表れているものもあれば、成長するにつれて出てくるものもあります。あざの色は赤・茶・黒・青など、いろいろな色に見えますが、実は血液中のヘモグロビンとメラニン色素の2つによって、すべてのあざの色がつくられています。

レーザー治療は、症例にもよりますが、新生児から高齢者までが安心して受けることが特徴です。それぞれのあざでどんなレーザー治療が行われているのでしょうか。

赤あざは皮膚や皮下の毛細血管が異常に増殖・拡張することで、血液の流れが活発になり、皮膚の表面にまで血液の色が表れている状態をいいます。

赤あざには、表面が平らな単純性血管腫や、表面が隆起するいちご状血管腫などがあります。これらのあざとは少し異なるのが毛細血管拡張症(赤ら顔)です。これは皮膚の下の浅い部分の毛細血管が、浮き出たように見えるのが特徴です。

このような赤あざには赤色に吸収される色素レーザーが使われます。照射されたレーザー光線は、毛細血管内のヘモグロビンに吸収され、熱エネルギーを放出し、毛細血管を破壊します。

照射した直後は、皮膚に炎症が見られますが、時間の経過とともに徐々におさまっていきます。

茶あざには、乳幼児のころに発症する扁平母斑と思春期のころに発症するベッカー母斑(遅発性扁平母斑)があります。いずれの場合も再発することが多いため、複数のレーザーを組み合わせて治療を行う必要があります。

皮膚の比較的浅い部分にある茶あざには、ルビーレーザーなどが使われます。濃い茶あざの場合には、色素レーザー、Q-ルビーレーザー、Q-ヤグレーザーなどが使われています。

黒あざには、色素性母斑、母斑細胞性母斑(ほくろ)、巨大色素性母斑などがあります。大きさが20センチ以上にもなる巨大色素性母斑は、まれに神経系の疾患を合併することがあるため、治療には注意が必要です。

平らな黒あざには、Q-色素レーザーやQ-ルビーレーザー、Q-ヤグレーザーなどが使われます。皮膚自体が盛り上がっている場合は、炭酸ガスレーザーで切り取る場合もあります。母斑細胞がかなり深いところに入っている場合は、一度で色を取り切れないことが多く、根気よく治療を行う必要があります。

青あざには、乳幼児のお尻に表れる異所性蒙古斑、顔を中心とした部分に表れる太田母斑、顔や手、足の甲などに表れる青色母斑などがあります。青あざにはQ-ルビーレーザー、Q-ダイレーザー、Qヤグレーザー、アレキサンドライトレーザーなどが使われます。

刺青やタトゥーは、茶あざや青あざの治療に使われているQヤグレーザー、アレキサンドライトレーザーなどで消すことができます。ただし、和彫りやプロが入れたものは、墨が皮膚の深いところまで入っているため、なかなか消えにくいようです。

レーザー治療には個人差がある

レーザー治療を受けようと思ったら、しっかりと医師のカウンセリングを受けることが大切です。1回で治療が終わる場合もあれば、5~6回以上の照射が必要な治療もあります。 どんな治療でどのぐらいの期間を要するものなのか、納得してから治療を始めるのが大切です。

また、レーザー治療を受けた人は「輪ゴムでパチンとはじかれたような瞬間的な痛みだった」「あっという間に治療が終わった」という声も多く、身体への痛みや負担が少ないことから、「1回の照射を強くして、治療期間を短くしたい」と要望する人もいるようです。

しかし、医師は患者さんの年齢や肌の体質、面積、部位、深さなどを見極め、色素沈着やはん痕を残さないように、慎重に治療を進めています。治療効果は徐々に現れてくるので、医師と相談をしながら、あせらずに治療を進めていきましょう。

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