切除皮膚移植法

ここでは、タトゥーを除去する方法の一つ「切除皮膚移植法」(植皮法)についてご紹介しています。施術の方法や費用、痛みの程度などについて、詳しく見ていきましょう。

切除皮膚移植法の特徴

切除皮膚移植法というのは、刺青やタトゥーの入っていない健康的な部位の皮膚を採取し、タトゥーを消したい部位に移植する方法です。

タトゥーの入っている部分の皮膚を、まるごと入れ替えられるイメージがあるので、完全にタトゥーを消したいという方は、この方法を希望されることが多いのだとか。切除法で対応できないような大きなタトゥーにも対応可能です。

切除皮膚移植法は、大きくわけると「全層植皮」と「分層植皮」の2つの方法があります。

切除皮膚移植法の種類

全層植皮

表皮だけでなく真皮まで厚く切り取り、皮膚を移植する方法です。

術後の皮膚収縮が少なく、傷痕が目立ちにくいのがメリットですが、皮膚を厚く切り取れる部位は決まっているため、場所によっては適していない場合があります。

分層植皮

表皮から真皮層の浅い部分までを移植する方法です。皮膚を薄く削るので、広い面積を切り取ることができ、生着率も全層植皮より高め

タトゥー除去での切除皮膚移植法といえば、分層植皮が一般的。さらに分層植皮は、3つの方法に分類することができます。

・メッシュ植皮

切り取った皮膚をメッシャーという機械にかけて加工し、メッシュ状にして広い面積にも対応できる大きさにして移植する方法

・シート植皮

切り取った皮膚をそのままの形で移植する方法

・パッチ植皮

切り取った皮膚を細かく切り分けてパッチワーク状に移植していく方法

切除皮膚移植法は、体の他の部位から皮膚を切り取って移植するため、傷痕はレーザー治療や切除法よりも目立ちます。

また、皮膚の手術としては難易度・リスクともに高いので、熟練の医師のもとで行うことが重要。

他のタトゥー除去法がどうしても使えない場合にのみ、植皮法を行うクリニックがほとんどのようです。

切除皮膚移植法はこんな方におすすめ

  • 大きめのタトゥーを除去したい
  • できるだけ早くタトゥーを除去しなければいけない事情がある
  • 皮膚の深い部分にまでインクが浸透しているタトゥーを除去したい
  • 手術のリスクを理解し、術後のケアも十分に行える
  • 目立つ傷痕が残ることを理解している
  • ダウンタイムがとれる(治療部位によっては力仕事ができない期間があるため)

費用目安

はがき大サイズ 500,000円~600,000円
広範囲のタトゥー除去 数百万円~

※1回あたりの費用

治療期間

大きさにもよりますが、大抵の場合は1回の手術でタトゥーを除去できます。ただし、術後はガーゼ交換や経過観察のため、2~3日後、1週間後、2週間後ごとに通院が必要です。

皮膚が定着するまでには2週間~1か月程度かかるので、その間はできるだけ安静にしておきましょう。

痛みについて

施術時は麻酔をするので痛みは感じません。ただし術後は、強い痛みを感じるでしょう。特に術後数日間は、激しい痛みを伴うことがありますから、痛み止めを使う方も多いようです。

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